地球温暖化の原因は、二酸化炭素など温室効果ガスの濃度上昇です。人々の活動により、石炭や石油といった化石燃料が大量に使用され、二酸化炭素等の温室効果ガスが大量に大気中に排出されるようになりました。その結果、地球の温暖化が急速に進んでいます。
(出典)全国地球温暖化防止活動推進センターすぐ使える図表集
「温室効果ガスと地球温暖化メカニズム」
近年、記録的な猛暑や集中豪雨などが増え、地球温暖化の影響として考えられる気象災害等の被害は深刻になっています。
令和元年10月の台風第19号は各地に大きな被害をもたらし、多摩川沿いでは大規模な浸水被害が生じました。
多摩川 令和元年10月13日10時頃撮影
世田谷区は、令和2年10月16日に「世田谷区気候非常事態宣言」を行うとともに、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことを表明しました。
世田谷区公式ホームページ:
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/sumai/011/010/d00188273.html気候危機の問題に対して、私たち一人ひとりができる取組みを紹介するリーフレットを作成しています。一人ひとりが行う小さな省エネの取組みでも、多くの人が取り組むことにより、二酸化炭素(CO₂)の削減に向けて大きな力になります。
(その他の取組みは、リーフレットをご覧ください。)
SDGs(持続可能な開発目標)は、国連で決められた2030年までの世界共通の17の目標です。これから先も、この地球で暮らしていくために、そして、誰一人取り残さずに全ての人にとってよりよい世界にするために、全世界がゴール達成に向けて動いています。
SDGsについて詳しく学習したい場合は、SDGsに関する様々なコンテンツを掲載しているサイト「EduTown SDGs-わたしたちが創る未来-」をご覧ください。以下の「EduTown SDGs」と書かれたアイコンをクリックすると、サイトにアクセスできます。
(世田谷区立用賀中学校・千歳中学校)
世田谷区の中学校では、身近な生活から地球規模まで中学生ができることを見付け、実体験・体感を伴う活動を通して、2030年の地球が今よりも、もっとよりよい社会となるよう、研究授業を行っています。2つの学校の取組みを紹介します。